キリム絨毯の上で考える!こだわりのモノ選びツアー

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個人の消費行動の場が小規模店舗や個人店から大規模店舗やチェーン店へと移行するに伴い、変容する街の風景や生活空間。商品を購入する消費者としての私たちにとって「モノを買う」ことの意味とは?――トルコの伝統工芸であるキリムという織物の販売者を訪ね、生産/消費の観点から、こだわりの生活空間について考えます。

日程・参加費

行きたい人募集中!

行きたい人が多くなったら、新しい日程で開催されます。
行きたい数:37

団体紹介

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株式会社いぐれっく

キリム・ギャッベ等手織りの敷物を中心に現地で直接仕入れ実店舗とインターネットで年間5000枚程を販売。手仕事の魅力を伝えながら「キリムのある暮らし」を提案する。

行き先

ガラタバザール(東京都中野区) [ 地図を見る ]

集合場所へのアクセス

【メトロご利用の方】
丸の内線 新中野駅
A4出口より徒歩3分

【JRご利用の方】
●中野駅より徒歩15~20分
●中野駅よりバス
(中野駅南口から京王バス http://www.keio-bus.com/bus/)
 中71 永福町行:中野駅南口→鍋谷横丁下車
 中83 南部高齢者間行:中野駅南口→鍋谷横丁下車 
※ ダイヤ改正等を実施する場合や、季節や曜日により運行ダイヤが異なる場合があります。ご旅行前には再度乗換案内サービス・各交通機関ホームページをご確認ください。

特徴

1 . トルコの伝統工芸、キリムの世界に迫る!

一枚一枚手織りで紡がれたトルコの伝統工芸、キリム。自給自足の日用品でありながらその緻密な絵柄には高い技術と表現性、作り手の想いが編み込まれます。その魅力に迫り、モノづくりと生活のこだわりを考えます。
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2 . 簡易織り機で手織りを体験!

自分達で日用品を手織りしていたトルコの部族。彼らの織機を再現したものを使って実際に簡単な手織り体験をします。手仕事とはどういうことか、生活の中でモノを選ぶ・買うとはどういうことか、確かめてみませんか?
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3 . キリムに囲まれ空間コーディネイト!

キリム家具を使って空間コーディネイト!現代日本には中々ない、文化とこだわりに囲まれた生活空間を作って写真撮影。約800枚の商品を揃え、それらを自由に手に取って買い物が出来るショールームならではの経験。
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行程

13:00 ガラタバザール集合
    アイスブレイク 「普段モノを選ぶときどんなこだわりや基準を持っているか」
13:30 スライド&ビデオレクチャー① 
     「遊牧民の生活と暮らしの中のキリム
14:00 簡易織り機で機織り体験
14:40 トルコアイスを食べながら休憩
14:50 ワークショップ①
     「キリムをじっくり見てみよう」
15:10 スライド&ビデオレクチャー② 
     「キリムと絨毯の歴史・価値の変遷」
15:40 キリムを使って空間コーディネイト
      写真撮影
16:20 トルコのお菓子でティータイム
16:30 ワークショップ②
     「モノ選び・手作り品の価値」について意見交換
17:00 解散
[食事] 朝食:× 昼食:× 夕食:×
[宿泊] 宿泊なし

問題意識

 ショッピングモールの盛況と昔ながらの商店街のシャッター街化、コンビニの賑わいと伝統産業の衰退、駅前に座すフランチャイズ経営のコーヒーチェーン店と街角に佇む個人経営の喫茶店。こうした対比は、現代社会の産業の趨勢と私たちの消費行動の動向を物語る一つの象徴的な現象と言えるでしょう。
 こうした二極のせめぎ合い、とりわけフランチャイズ経営のチェーン店の規格化され価格も手頃な商品が、個人経営の小規模店舗の商品を淘汰して行く流れは、マクドナルドの世界的な規模での浸透になぞらえて古くから「社会のマクドナルド化」(リッツァ、1993)として問題提起されているものに重なります。そして、最近ではそうした商品が選好される結果として、街並みや生活風景が互いに同質的で無個性なトーンで塗り固められつつあり、「ファスト風土化」(三浦、2004)、「ジャスコ的風景」(東・北田、2007)として捉えられています。
 
 もはや国際的な規模でも人の移動が活発化・日常化している現代において、どこの土地に行っても同じ内容や価格の商品とサービスを提供するフランチャイズ店の経営は効率的かつ合理的で利便性も高いというのは衆目の一致するところです。その一方で、そうした経営は厳格に規格化されマニュアル化されているために、画一的で没個性的な商品とサービスを供給することとなり、消費者である私たちは、意識的であれ無意識的であれ、どこか同様のデザインや質感のモノで日常の生活空間を彩っているとも言えます。
 フランチャイズ店にせよ個人店にせよ、それぞれには各々の長所と短所があるのはもちろんですが、「社会のマクドナルド化」や「ジャスコ的風景」の進展という現象は、個人店の衰退とそこにある個性的で独特のあたたかみを持った商品の消失、すなわち、そうした一つの選択肢の喪失を物語っていると言えます。眼前に広がるこうした風景の中、価格も手頃で、CMでよく知っていて、買い求めやすいが、同時に互いにどこか似通った、個性の見えにくい商品を、私たちはどこまで本当に積極的に魅力を感じて選択し消費していると言えるのでしょうか。
 
 今回のスタディツアーでは、商品の生産現場から消費現場までを知る輸入・販売会社を訪ね、「キリム」というトルコの織物を題材としながら、「モノを買う」ことの意味と「生活空間のこだわり」について考えます。
 キリムとは、トルコを中心とする地域で伝統的に生産されてきた遊牧民の織物です。これは、もともと市場への出荷のために生産された商品ではなく日用品として自給自足の形で生産されてきた手製の一点モノですが、そこには作り手の想いが複雑で豊かな絵柄として精緻に織り込まれており、その高度な生産技術と表現性からは芸術的価値をも評価され、現在欧米では家具・雑貨として人気を博する商品でもあります。
 こうした経緯を持つキリムを実際に手に取り、販売者にその文化的背景について解説してもらいながら、生産者の想いやモノづくりの原初的な在り方に触れると同時に、私たち消費者にとってモノを買うということの意味や生活におけるこだわりについて改めて考えてみたいと思います。  

日程・参加費

行きたい人募集中!

行きたい人が多くなったら、新しい日程で開催されます。
行きたい数:37

注意事項

※「キリムを使って空間コーディネイト」では記念写真を撮影しますので、各個人でデジカメや携帯電話をご持参することをお勧めします。
※床の間に上がってワークショップ等をするため、着脱のしやすい靴でお越しください。

キャンセル料規定

イベント契約の成立後払戻しはできませんので、イベント内容を確認の上お申し込みください。

参加者の声

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企画者メッセージ

Display caffetteria a trastevere

加治隼人

山のように積まれたキリム絨毯を手に取ってよく見れば、その精緻に織り込まれた絵柄は手織りの一点モノ。まるで「魔法の絨毯」です。それらが遊牧民の日用品として自給自足で生産・消費されていたとは…その美しさに魅せられるまま、モノを作ること、生活の中で使うことを改めて考えさせられました。

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