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パパとママになる前に。助産院見学ツアー@松が丘助産院

  • 少子高齢化
  • 出産
  • 妊娠
出産・育児について後ろ向きな情報が多く流れる現代社会。そうした「不安」を、妊婦体験をし助産院にて話を聞くことで、具体的に確認すると同時に、その時何が出来るのか考え、出産・育児を前向きに捉え返すことをしてみます。少子化対策に必要なのは単に制度整備だけなのか?パパとママになる前に先取りして考えるツアー。

日程・参加費

行きたい数:50

団体紹介

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ぱぱとままになるまえに

「ぱぱとままを夢見る人がたくさんの世の中に」を理念に、結婚・妊娠・出産・育児の先輩の力を借りながら、若者と共にぱぱとままになることを考えるイベントや活動を展開。

行き先

松が丘助産院 (※集合場所ではありません) [ 地図を見る ]

集合場所

BAR-HAMLETS(東京都中野区中野3丁目33−20) [ 地図を見る ]

集合場所へのアクセス

【集合場所】
BAR-HAMLETS
【アクセス】
住所:東京都中野区中野3丁目33−20
http://bar-hamlets.com/
中野駅南口より徒歩4分
クリーニングスワローチェーン横の階段を上る
※ ダイヤ改正等を実施する場合や、季節や曜日により運行ダイヤが異なる場合があります。ご旅行前には再度乗換案内サービス・各交通機関ホームページをご確認ください。

特徴

1 . パパとママになる前に、助産院を見学!

赤ちゃんできた!…その時どうする?出産・育児の情報は様々な所で耳にしますが、実際にはどのように誕生の日を迎えるのか。妊娠しないと立ち入ることのない助産院へ足を運び、出産までの流れを先取りして学びます!
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2 . マタニティジャケットで妊婦体験

マタニティジャケットを着用して、街中を歩きます!日頃見掛ける妊婦さんは、果たしてどういう気持ちで過ごしているのでしょうか?もちろん、男性であっても体験可能なジャケットです。
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3 . もちろん「パパ」も大歓迎!

助産院の見学、妊娠から出産までの説明、妊婦体験。いずれも女性のみではなく男性にも見て聞いて体験して欲しいこと。男性一人だと考えにくいテーマ、訪れにくい場所、難しい体験を、本ツアーでは一挙に扱います!
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行程

※昼食を食べてからご参加ください。
12:00  BAR HAMLETSで受けつけ開始
12:30  ツアースタート
・ツアー行程、注意点の説明(5分)
・スタッフ、参加者自己紹介(15分)
⁻名前とその由来
⁻なんで参加したのか?
12:50   講座「 ぱぱとままになったあとのこと。」(40分)
⁻妊娠したら起こる体の変化
⁻知ってるつもりの自分のカラダ…
13:30  休憩
13:40  松が丘助産院までの移動中の「マタニティ体験」について説明
13:45  移動開始―――「妊婦さんってこんなに大変…!」を体感してみよう!
妊婦体験ジャケットを交替で装着。装着してない人はサポートをしながら町を歩く妊婦体験。
中野駅南口にあるBAR HAMLETSから途中、バスと徒歩で松が丘助産院まで向かいます。
14:20 松が丘助産院へ到着
14:25  参加者自己紹介 (15分)
-名前、「助産院」のイメージ
14:40  松が丘助産院院長 宗祥子さんからのお話
⁻助産院てどんなところ?(病院との違い)
⁻松が丘助産院の特徴
⁻「なるまえ」の人たちに伝えたいこと
15:30  松が丘助産院内見学
15:40  振り返り
16:00  終了
[食事] 朝食:× 昼食:× 夕食:×
[宿泊] なし

問題意識

 少子化、出生率の低下――今の日本社会を語る上でこれらの言葉がごく当たり前のものとなって久しいですが、少子化が問題だ問題だと繰り返し指摘され続けながらも出生率の低さはなかなか解決せず、ここ数年その値は1.3~1.4程度で推移しています*。高度成長期も終焉を迎えるや、子どもを産むのが当たり前という時代の価値観は色褪せ、次第にそれが「選択の問題」へと移り変わって行った果てに、私たちは今この少子化問題に対峙しています。
 「選択」をするためには、それに関する情報が必要ですが、今の日本社会で共有される出産・育児に関する情報と言えば――制度化はされるも取得が容易でない育児休業、大都市で噴出する待機児童の問題、育休・産休後の職場復帰の困難さやワークライフバランスの実現の壁…そして、育児放棄や児童虐待といった暗いニュースの繰り返し。出産や育児に関する否定的な側面の枚挙に暇ない社会にあって、そうした不安な道を「選択」することは得策ではないのかもしれません。
 しかし、「選択の問題」であれば、その良い面と悪い面の双方を知る必要があるはずです。出産・育児は「出来ないこと」と思い知らされ打ちのめされる機会ばかりでなく、「出来ること」と勇気づけられ支えられる機会が用意されていることが、この少子化社会に求められる一つの社会的支援なのではないでしょうか。たしかに、出産・育児の「不安」を取り除き「安心」を得るためには、現行の社会制度を充実させることも重要で、その改善の余地も残されているでしょう。しかし同時に、私たち一人ひとりの意識の再確認や心の用意といった個人的・心理的なレベルの支えも必要なのかもしれません。
 そうした出産・育児の「不安」に耳を傾け、それを克服するために「出来ること」を豊富な経験と知恵でもって教えてくれる場所として、助産院という施設があります。
 助産院では医療行為が禁じられているため、大病院の産婦人科で施されるような現代医療は処置することが出来ません。しかしその分、妊婦とその家族が「出来ること」を引き出しながら<出産>という瞬間に向けて積極的に向き合うことを大事にし、高度に発達した現代医学と診療システムではカバーし切れぬ妊婦と家族の「不安」に対して共にしっかり寄り添うことでそれらを緩和する可能性を持っている場所と言えます。
 出産・育児の魅力や喜びとは?あるいはそこに「不安」が影を落とすとして、その具体的な形とは?そして、その時夫である自分に、妻である自分に、二人を支える家族である自分に「出来ること」とは…?
 今回の旅は、そうした未来の境遇を先取りして疑似体験し考える、一種の未来旅行です。「不安」な情報ばかりが積もり勝手に肥大化する前に、「不安」の形を確認すること、「不安」との付き合い方を学ぶこと、そして何より出産・育児の喜びと魅力に対しても目を向けてみること。「出来ないこと」から「出来ること」へ。
 パパとママになる前に――そうした未来に向けた発想が、少子化社会の不安の先に、一縷の希望を灯してくれるのではないでしょうか。

* 内閣府『平成26年版少子化社会対策白書 概要版』pp. 1-2
(http://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2014/26pdfgaiyoh/pdf/s1-1.pdf)

日程・参加費

行きたい数:50

注意事項

<その他>
・ツアー中、BAR-HAMLETSから松が丘助産院までのバス移動費220円が別途かかります。
・食事休憩の時間はございませんので、昼食は済ませてご参加ください。
・集合場所と解散場所が異なります。

キャンセル料規定

イベント契約の成立後払戻しはできませんので、イベント内容を確認の上お申し込みください。

参加者の声

  • 「パパとママになる前」の方ばかりの中に、7ヶ月の息子を連れて参加した現役ママです。助産院で生む選択肢が無かった私に、第二子を生むなら助産院もいいな!と前向きになれる体験ができました。初産の時は里帰りをしても、次は里帰りをしない選択をするママさんも多いと思うので、経産婦さんにもこのツアーをオススメしたいです◎
    広島県 女性 36歳 (2016年03月05日(土) 参加)

  • 普段入ることのできない、助産院を見学することができました。 助産院と病院の違いや、助産院での出産が減少している理由など基本的な知識を得ることもできました。 社会問題にツアーを通じて触れる事のできる機会があれば、また参加させて頂きたいです。
    神奈川県 男性 32歳 (2015年02月28日(土) 参加)

関連する記事

<ツアー写真>
・6月開催
https://www.flickr.com/photos/tourridilover/sets/72157649210625012/
・2月28日開催
https://www.flickr.com/photos/tourridilover/sets/72157651034716466/
<参考>
・「助産院ツアー担当者よりメッセージが届きました!」
http://blog.traveltheproblem.com/post/92876295456
・「【参加者募集!】 パパとママになる前に。助産院見学ツアー」
・greenzイベント記事
http://greenz.jp/2015/02/06/papamama-matugaoka/
http://blog.traveltheproblem.com/post/90398365756

<メルマガ>
少子化社会の未来旅行。パパとママになるまえに先取りして考える、助産院見学ツアー
http://us8.campaign-archive1.com/?u=8209144714c4fefb482a814e1&id=a9236c6c16&e=2c7c30e100

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企画者メッセージ

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加治隼人

思えば自分の両親が「親」となった年頃。今の自分の年端で出産・育児のことを想像しようなど少子化・晩婚化の現代では早過ぎるかもしれません。そんな中、社会では様々な少子化対策がされているけど、もっと単純に出産・育児を考え体験する場があっても良いのでは?そうした思いで企画したツアーです。

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