日程・参加費
行きたい数:55
団体紹介

東京キャットガーディアン
大塚・西国分寺の猫カフェ型開放シェルターを拠点に行政から猫を引取り里親募集・譲渡活動を行う。地域猫活動、そとねこ病院、猫付きマンションなど幅広く保護活動を展開。
行き先
東京キャットガーディアン 大塚シェルター [ 地図を見る ]集合場所へのアクセス
JR大塚駅南口より徒歩5分
特徴
1 . 猫と共にワークショップ!殺処分を減らす方法
なぜ猫が殺処分されるのか、野良猫とどう付き合うか、殺処分を減らすために何ができるのか、はたまた何が・誰が悪いのか…猫たちが戯れるスカイシェルターにて猫を取り巻く現状と殺処分問題について理解を深めます。
2 . 地域猫活動とは…?
殺処分ゼロを目指して、地域猫活動に取り組む現場でフィールドワーク。そとねこの捕獲、不妊去勢手術、一人ひとりで継続的に実践できるレスキューについて学び、人と動物が共に生きる方法を考えます!
3 . 楽しく続けられるレスキュー
保護活動や支援は、義務感ばかりでは持続しない…継続的な取り組みのためには楽しさと興味を感じることも重要。ボランティア体験はもちろん、猫の歌を作って活動するしゅがーれいん氏のミニライブ&トークも開催!
行程
(雨天決行)
13:00 大塚シェルター(1階)集合
東京キャットガーディアンの活動、猫を取り巻く現状の説明
14:00 スカイシェルターにてワークショップ
15:00 移動(都電大塚駅―面影橋駅)
15:15 甘泉園公園付近にてフィールドワーク
16:00 移動(都電面影橋駅―大塚駅)
16:15 シェルター1階にてボランティア体験
16:30 しゅがーれいん氏のミニライブ&トーク
17:00 解散
※希望者は17時~20時の間、大塚シェルター5階にて猫とふれあうことが可能です。
13:00 大塚シェルター(1階)集合
東京キャットガーディアンの活動、猫を取り巻く現状の説明
14:00 スカイシェルターにてワークショップ
15:00 移動(都電大塚駅―面影橋駅)
15:15 甘泉園公園付近にてフィールドワーク
16:00 移動(都電面影橋駅―大塚駅)
16:15 シェルター1階にてボランティア体験
16:30 しゅがーれいん氏のミニライブ&トーク
17:00 解散
※希望者は17時~20時の間、大塚シェルター5階にて猫とふれあうことが可能です。
[食事]
朝食:×
昼食:×
夕食:×
[宿泊]
宿泊なし
問題意識
塀をつたって、路地を歩いて、日なたに出て来てのんびり昼寝―自由気ままに振る舞う猫の姿を前にして、心癒されたり、飼ってみたいと考えたり、はたまた「猫になりたい」なんて夢に思ったりしたことのある人もいるでしょう。ペットとしての人気はもちろんのこと、数年前には猫カフェブームを巻き起こした彼らは、多くの人に可愛がられながら気ままに猫生を過ごしているように見えます。
しかし、そうして一見気楽に見える猫の身にも実は深刻な社会問題が影を落としているのです。
現在、日本全国では年間13,1136頭(平成23年度)もの猫が保健所で殺処分されており、これは殺処分されている動物(犬・猫)174,742頭の内の相当な割合を占めています。こうした現実は、動物カフェの流行、コンパニオンアニマルやアニマルセラピーといった言葉の登場が物語るペットブームの盛り上がりの陰に埋もれ、なかなか目が向かない暗く重い現実です。
保健所に引き取られた猫は143,195頭と報告されていますが、その内、約4分の1は「飼い主から」のものが占めているという驚くべき事実があります。ペットを飼い育てることの無責任さを思わずにはいられませんが、殺処分という不幸の元凶は飼い主の心無い行動だけかというとそうではないのです。猫の場合は「所有者不明」のもの、つまり「野良猫」が数多く殺処分の対象となっているという問題も見過ごすことが出来ません。野良猫として餌を与えられるうちに地域に住みつき、そこで過剰に繁殖をしてしまった結果、多くの生命が殺処分の運命へと追いやられてしまっているのです。猫を可愛く思う愛情が皮肉にも不幸な運命へと結びついてしまっているのです。
飼育放棄のことを考えれば、動物の生命を大事にする責任と愛情を説かねばならないでしょうが、問題はそこに留まらず、単純に動物を可愛がるだけでも悲劇を招いてしまい兼ねない、そうした難しさが絡み付いているのです。
何の責任もない動物の生命が年間何万頭と死へ追いやられているというのは誰も望まない事態でしょうし、そうした悲劇をどうにか減らしたいと考える人も数多くいることと思います。一方で殺処分を執り行う行政にとっても、それは望まない仕事だと言えるでしょう。
動物への愛と殺処分という2つの現実。こうした状況の下で、行政から猫を引き取って里親へ譲渡する仕組みを整え、「経済性」と「楽しさ」という観点から「殺処分ゼロ」を目指して取り組む画期的なモデルが存在します――今回のツアーの舞台は「保護猫カフェ」です。
保護猫カフェという現場から、殺処分の問題に始まり、ペットを飼い育てることの責任、動物愛護や人と動物の共生を真の意味で改めて振り返り、殺処分を生み出さないための正しい知識と適切な対処、バランス感覚について学ぶことが今回のツアーの目的地。生命を扱うが故に難しい問いですが、一人ひとりが自分なりに考えることに重きを置きます。また、「考える」のみに終始せず、一匹でも多くの猫が要らぬ不幸を被らずに済むように私たち一人ひとりに可能な「実践」について知れる、「猫と共に生きる」ためのツアーです。
しかし、そうして一見気楽に見える猫の身にも実は深刻な社会問題が影を落としているのです。
現在、日本全国では年間13,1136頭(平成23年度)もの猫が保健所で殺処分されており、これは殺処分されている動物(犬・猫)174,742頭の内の相当な割合を占めています。こうした現実は、動物カフェの流行、コンパニオンアニマルやアニマルセラピーといった言葉の登場が物語るペットブームの盛り上がりの陰に埋もれ、なかなか目が向かない暗く重い現実です。
保健所に引き取られた猫は143,195頭と報告されていますが、その内、約4分の1は「飼い主から」のものが占めているという驚くべき事実があります。ペットを飼い育てることの無責任さを思わずにはいられませんが、殺処分という不幸の元凶は飼い主の心無い行動だけかというとそうではないのです。猫の場合は「所有者不明」のもの、つまり「野良猫」が数多く殺処分の対象となっているという問題も見過ごすことが出来ません。野良猫として餌を与えられるうちに地域に住みつき、そこで過剰に繁殖をしてしまった結果、多くの生命が殺処分の運命へと追いやられてしまっているのです。猫を可愛く思う愛情が皮肉にも不幸な運命へと結びついてしまっているのです。
飼育放棄のことを考えれば、動物の生命を大事にする責任と愛情を説かねばならないでしょうが、問題はそこに留まらず、単純に動物を可愛がるだけでも悲劇を招いてしまい兼ねない、そうした難しさが絡み付いているのです。
何の責任もない動物の生命が年間何万頭と死へ追いやられているというのは誰も望まない事態でしょうし、そうした悲劇をどうにか減らしたいと考える人も数多くいることと思います。一方で殺処分を執り行う行政にとっても、それは望まない仕事だと言えるでしょう。
動物への愛と殺処分という2つの現実。こうした状況の下で、行政から猫を引き取って里親へ譲渡する仕組みを整え、「経済性」と「楽しさ」という観点から「殺処分ゼロ」を目指して取り組む画期的なモデルが存在します――今回のツアーの舞台は「保護猫カフェ」です。
保護猫カフェという現場から、殺処分の問題に始まり、ペットを飼い育てることの責任、動物愛護や人と動物の共生を真の意味で改めて振り返り、殺処分を生み出さないための正しい知識と適切な対処、バランス感覚について学ぶことが今回のツアーの目的地。生命を扱うが故に難しい問いですが、一人ひとりが自分なりに考えることに重きを置きます。また、「考える」のみに終始せず、一匹でも多くの猫が要らぬ不幸を被らずに済むように私たち一人ひとりに可能な「実践」について知れる、「猫と共に生きる」ためのツアーです。
日程・参加費
行きたい数:55
注意事項
※当日の交通費(340円)は自己負担となっております。
※ボランティア体験の際に「はさみ」が必要となりますので、各自でお持ちするようお願いいたします。
※猫カフェスペースへの入場の際には、「入場料」は必要ありませんが、「ご寄付」のお願いをしております。また、入場の際には身分証の提示が求められますので、忘れずにお持ちくださいませ。
※ボランティア体験の際に「はさみ」が必要となりますので、各自でお持ちするようお願いいたします。
※猫カフェスペースへの入場の際には、「入場料」は必要ありませんが、「ご寄付」のお願いをしております。また、入場の際には身分証の提示が求められますので、忘れずにお持ちくださいませ。
キャンセル料規定
イベント契約の成立後払戻しはできませんので、イベント内容を確認の上お申し込みください。