日程・参加費
行きたい数:112
団体紹介

とに~
元吉本芸人。アートテラーとして、美術を面白おかしく解説。美術館での公式ガイドを務める傍ら、メディアにも多数進出。年間200本の展覧会をめぐるブログは必見。
行き先
JR上野駅および東京メトロ銀座線虎ノ門駅周辺 [ 地図を見る ]集合場所へのアクセス
【ご注意】
集合場所への交通費は各自負担となります。
◆JR上野駅下車(公園口出口)徒歩1分
◆京成電鉄京成上野駅下車 徒歩7分
◆東京メトロ銀座線、日比谷線上野駅下車 徒歩8分
詳しい地図は以下をご覧ください。
http://www.nmwa.go.jp/jp/visit/map.html
集合場所への交通費は各自負担となります。
◆JR上野駅下車(公園口出口)徒歩1分
◆京成電鉄京成上野駅下車 徒歩7分
◆東京メトロ銀座線、日比谷線上野駅下車 徒歩8分
詳しい地図は以下をご覧ください。
http://www.nmwa.go.jp/jp/visit/map.html
特徴
1 . アートテラーが美術の面白さを語る!
それぞれの美術館にて、アートテラーとに~氏によるトークガイドを開催。元吉本芸人として、独自の切り口と軽妙な話術で、美術を面白おかしく紹介していただきます。一味違う美術の楽しみ方を、ぜひご賞味ください。
2 . 現代アーティストによるギャラリートーク!
2館目の具体的な名前は秘密(虎ノ門駅周辺)ですが、そこでは何と、現代アーティストによるギャラリートークが開催されます。人間国宝の直弟子さんのお話を聞けるチャンスは滅多にありません。乞うご期待!3 . 「アートじゃない人」のための交流会
「美術の何がいいの?」「値段が高い」「敷居が高い」などなど。とに~氏や学芸員さん、アーティストさんなど、専門家に率直に意見してみましょう。美術素人にとっての理想的な美術館とは?議論を通して探ります。行程
10:00 国立西洋美術館前集合、自己紹介
10:15 国立西洋美術館常設展鑑賞、とに~氏によるトーク
11:30 各自昼食
12:30 電車移動(東京メトロ銀座線虎ノ門駅へ)
13:30 美術館鑑賞(お楽しみ)、学芸員さん・とに~氏によるトーク
15:00 ギャラリートーク
16:00 解散
※解散後、希望者のみアーティスト・学芸員と交流会
10:15 国立西洋美術館常設展鑑賞、とに~氏によるトーク
11:30 各自昼食
12:30 電車移動(東京メトロ銀座線虎ノ門駅へ)
13:30 美術館鑑賞(お楽しみ)、学芸員さん・とに~氏によるトーク
15:00 ギャラリートーク
16:00 解散
※解散後、希望者のみアーティスト・学芸員と交流会
[食事]
朝食:×
昼食:×
夕食:×
[宿泊]
宿泊なし
問題意識
日本人が美術館に感じるイメージは、「敷居が高い」「高尚」といったものが多く、それが「難解」「とっつきにくい」「貴族趣味」として美術を敬遠する理由の一つにもなっている。事実、ロンドン、パリ、上海、ニューヨーク、東京の5都市を比較した美術館利用実態調査によると、東京では美術館に行く人の割合が相対的に低く、年間平均利用回数が最も少ない(1人当たり年間1.9回)。また、同調査によれば、東京都民が美術館に求めるものとして、他都市に多かった「教養」や「心の安らぎ」ではなく「気分転換」が最多となっており、別の調査では、美術館を訪れる理由として、他都市に多い「ぶらりと立ち寄った」よりも「見たい展示会・特別展があったから」の方が多かった*。つまり、他の国際都市と比較して、東京では、美術館が「非日常の(=ハレの)場所」として捉えられがちで、気軽に訪れることのできる「日常の(=ケの)場所」だという認識が低い傾向にある。
その原因は、小中学校での美術教育のあり方や国家の文化政策のあり方など様々だろうが、美術館側の来場者に対する姿勢にも問題があるように思われる。蓑豊によれば、日本の美術館は、いまだに幅広い市民に美術品を見せようという意欲が少ないという**。だが、芸術とは本来、人々の精神生活を豊かするものであり、より多くの市民が身近に感じてよいものである。また、「街の顔」として親しまれている大型美術館がある都市では、観光客の流入による経済発展度合いはもちろん、地域コミュニティ活性化の度合いも高い傾向にある。その意味で、現在の日本の美術館の閉鎖的な経営姿勢は、より開放的で多様な活動を目指す方向へと転換を迫られているといえよう。
そこで本ツアーでは、とくに普段は美術館にあまり足を運んだことのない参加者が、都内の美術館を訪問し、来場者の側から見た経営のあり方の長所・短所を議論する。それによって、より「開かれた」美術館、すなわち、老若男女がより気軽に楽しめる美術館の可能性を探ることを目的とする。
* 下開千春「美術館と人との関わり」『Life Design Report』2008年。
** 蓑豊『超・美術館革命―金沢21世紀美術館の挑戦』2007年、角川書店。
その原因は、小中学校での美術教育のあり方や国家の文化政策のあり方など様々だろうが、美術館側の来場者に対する姿勢にも問題があるように思われる。蓑豊によれば、日本の美術館は、いまだに幅広い市民に美術品を見せようという意欲が少ないという**。だが、芸術とは本来、人々の精神生活を豊かするものであり、より多くの市民が身近に感じてよいものである。また、「街の顔」として親しまれている大型美術館がある都市では、観光客の流入による経済発展度合いはもちろん、地域コミュニティ活性化の度合いも高い傾向にある。その意味で、現在の日本の美術館の閉鎖的な経営姿勢は、より開放的で多様な活動を目指す方向へと転換を迫られているといえよう。
そこで本ツアーでは、とくに普段は美術館にあまり足を運んだことのない参加者が、都内の美術館を訪問し、来場者の側から見た経営のあり方の長所・短所を議論する。それによって、より「開かれた」美術館、すなわち、老若男女がより気軽に楽しめる美術館の可能性を探ることを目的とする。
* 下開千春「美術館と人との関わり」『Life Design Report』2008年。
** 蓑豊『超・美術館革命―金沢21世紀美術館の挑戦』2007年、角川書店。
日程・参加費
行きたい数:112
注意事項
・入館料は参加費に含まれていますので、当日お支払いいただく必要はありません。
・当日の昼食代・交通費は自己負担となっております。
・ワークシートおよびアンケート用に、筆記用具をご用意ください。当日配布のアンケートは解散時に回収いたします。
・当日の昼食代・交通費は自己負担となっております。
・ワークシートおよびアンケート用に、筆記用具をご用意ください。当日配布のアンケートは解散時に回収いたします。
キャンセル料規定
イベント契約の成立後払戻しはできませんので、イベント内容を確認の上お申し込みください。