「吟醸酒誕生の地」安芸津地域をはじめとして、日本有数の酒処である東広島市。
その安芸津地域は、瀬戸内海に面し、カキの養殖やジャガイモ・ビワ・ミカンなどの栽培も盛んな、自然豊かな街です。
今回のツアー企画者である広島大学総合博物館は、市全体を「博物館」と見立てた「エコミュージアム構想」を推進し、観光産業の振興に取り組んでいます。
今後「エコミュージアム構想」を実現するため、「地域の宝もの」を広く知ってもらうためのアイデアを出していただける参加者の方を募集します。
牡蠣が大好きな人も、瀬戸内の海に行ってみたい人も、ばれいしょ掘りを体験したい人も、どなたでもお越しください!
実は東広島市でのモニターツアーは2回目。
今年7月の第1弾では「オオサンショウウオに会いに行こう!」ツアーを実施しました!
第1弾モニターツアー【日帰りモニターツアー】オオサンショウウオに会いに行こう!(開催終了)
それぞれ(西条駅)9:00 集合、(東広島駅)9:25 集合となります。どちらかにお越しください。
それぞれの駅にバスでお迎えにあがった後は、バス内で1日の流れやエコミュージアム構想についてご説明します。
ツアーの最初は、さっそくカキ打ち!カキといえば広島!
今回のツアーでは、獲れたてのカキをその場で開けて、新鮮なまま食べちゃいます!
特に安芸津湾で獲れたカキは、塩分濃度が高く味が濃厚で、うま味がギュッと詰まっています。
地元の水産業者さんである「島村水産」の島村さんに教えてもらいながら、自分でカキの殻を開けちゃいます!
開いたカキは、その場で新鮮なまま味わいます!(加熱調理したものもご用意する予定です。)
地元でとれた新鮮なお野菜が「ふれあい市」に毎日届けられます。
お野菜以外にも、特産の地酒・果物・お惣菜など多彩な商品がずらっと並びます!
「ふれあい市」の一角にあるジェラート屋さん。
ここではなんと、安芸津名産のばれいしょを使った「じゃがいもジェラート」が味わえます!
しっとりとなめらかな口当たりと上品な甘さ。食べる価値ありです!!
安芸津出身の酒造家・三浦仙三郎(1847-1908)は、軟水を用いた醸造法を発明し、広島の酒造りの基礎を築いた人物です。
そんな安芸津に息づく杜氏(とうじ)文化を体験すべく、昼食は杜氏(酒蔵において、酒造りの一切を取り仕切る責任者)が新酒を絞る時期に出る『酒かす』をベースに、地元の旬の食材を組み合わせた「杜氏鍋」を地元の老舗「へんこつ苑」でいただきます。
日本酒は発酵過程でアミノ酸など様々な旨味成分が生成されます。その「うまみ」がぎゅっと詰まった絶品鍋で体をぽかぽか温めよう!
安芸津町の赤崎地区といえば、ミネラルが豊富な赤土で育ったじゃがいもが有名!
特産である「赤崎じゃがいも」は、出島種で、ホクホク感・自然な甘み・なめらかな食感の3拍子が揃い、贈答品としても喜ばれています。
安芸津湾を一望できる畑に到着!ここでじゃがいも掘り体験を行います。
赤土を掘り起こして、ジャガイモを収穫しましょう!
掘ったじゃがいもはお持ち帰りできるので、レンジでチンしてじゃがバターにするのもよし!
通常のじゃがいもよりもデンプン質が多く、煮崩れしづらいので、カレーや肉じゃがにも最適♪
じゃがいも掘り体験後は、みんなで赤崎じゃがいもを使った「ホクホクじゃがいもコロッケ」を食べましょう!
吟醸酒の父・三浦仙三郎の醸造法を受け継ぎ、少量生産で丁寧な酒造りを続けている柄酒造。
しかし、昨年の西日本豪雨で近くの川が氾濫。あらゆる設備が水に浸かって使えなくなり、廃業を覚悟するほど壊滅的な被害を被りました。
それでも、日本全国の新酒を楽しみに待つ声に背中を押され、ついに今年1月から酒造りを再開!
麹をしっかり作り、旨味を引き出した柄酒造の日本酒は、瀬戸内で獲れたお魚とも相性ピッタリ。地元で愛飲され続けています。
社長兼杜氏の柄さんから「安芸津町の日本酒ストーリー」を聞きならが酒蔵を見学します。
(仕込み時期のため限定的な見学になります)
見学後は、試飲タイムも!豪雨災害から復活した想いがこもった日本酒を味わってみませんか?
ツアーの最後は、安芸津町の商工会で地元の人も交えながら1日のふりかえり。
1日で安芸津の町をぐるっと回って体験してきました。エコミュージアム構想を実現するためのアイデアをどんどん出してください!
バスで東広島駅、または西条駅までお送りします。
(東広島駅には18:30、西条駅には19:00頃に到着予定)
カキに、鍋に、じゃがいもに、酒蔵に、盛りだくさんな一日、お疲れ様でした!
ぜひ、また東広島にお越しください。
安芸津町観光協会の土居です。
安芸津町は「安芸の良い津(港)」という意味を込め、1943年に賀茂郡三津町と早田原村、豊田郡木谷村が合併し発足したと言われています。
安芸津の牡蠣は、島や岬に囲まれ、波が静かで潮が濃いという生育にとても良い条件が揃っているため、身がしまって味が濃いと評判です。
ミネラルを多く含んだ独特の赤い粘土質の畑で育てられる安芸津のじゃがいもは、玉が丸く、肉色は黄白、肉質はみずみずしく、春と秋の2回、収穫できます。
軟水醸造法を生み出した三浦仙三郎翁は、「改醸法実践録」を発行し世に広め、多くの杜氏を育てました。その結果、安芸津町は「杜氏の里」「広島酒発祥の地」と呼ばれるようになっています。
他にも、中国地方一の産地で上品な甘みが特徴の「びわ」、春の風物詩で生きたまま食べる踊り食いや卵とじをはじめとする多様な味わいを持つ「しろうお」、1,200本のソメイヨシノが植えられ瀬戸内海を一望できる「正福寺山公園」、そして、遣新羅使一行が当地に泊まった際に詠んだ二首が収められた万葉集にちなむ「万葉のふるさと」。
豊富な海の幸や野の幸、瀬戸内の温暖な気候に恵まれた安芸津町に是非一度お越しください。
広島大学総合博物館でオオサンショウウオを研究している清水です。
私達は、2011年から国の特別天然記念物オオサンショウウオをこの豊栄町で地域住民の皆さんと学生さん、そして自治体の皆さんと協働して調査しています。
本モニターツアーでは、地域に生息する生きた化石オオサンショウウオについて紹介するとともに、オオサンショウウオが置かれている厳しい現実を学びます。
オオサンショウウオの保全×地域の元気、その両立を目指したい!
私達は地域の宝ものであるオオサンショウウオを「エコミュージアム」の展示物とみなして、ガイドやグッズ販売等を通じて地域が少しでも元気になる仕組みづくりを目指しています。
是非、ツアーに参加してオオサンショウウオの今を知って頂き、多様な視点からのご意見を頂けると幸いです。皆様のご参加をお待ちしています。
広島大学総合博物館の淺野です。
私たちは、地域をまるごと博物館と考えるエコミュージアムを、大学のある東広島市で展開しようとしています。
今後、よりよいプログラムを提供できるように、また、ほかのルートを開発するため、ツアーに参加して、率直な感想や意見をだしてもらえる方を募集します。もっとも、難しい話をすることではなく、ツアーを純粋に楽しんでもらうことが第一です。
今回は「農」と「生き物」がテーマです。環境と共生する農業,地域づくりを主導する農業とそこから生み出される「食」があります。そしてこの土地の農業は、生き物の力を借りたり,生き物からの被害を防いだり、生き物に生息場所を提供したり、さまざまな形で生き物たちと関わり合っています。夏の一日、そんな「農」と「生き物」の一端にふれてみませんか。
取消日区分 | 宿泊旅行 | 日帰り旅行 | |
---|---|---|---|
旅行開始日の前日から起算してさかのぼって | 20日目-11日目 | 20% | - |
10日目-8日目 | 20% | ||
7日目-2日目 | 30% | ||
旅行開始日の | 前日 | 40% | |
当日の集合時間まで | 50% | ||
旅行開始後の取消しまたは無連絡不参加 | 100% |