南相馬市は、福島県の海側「浜通り」北部に位置する、約5万5千人の人が暮らす街です。
古くから人が定住しており、街には縄文時代や律令時代の役所の遺跡などが存在しています。1326年に相馬氏がこの地に下向し、以後明治の廃藩置県までの長きに渡り統治をしておりました。戦国、江戸時代を通じて移封、転封が無かった、非常に珍しい地域です。
7月の第4週、3日間にわたって行われる伝統行事「相馬野馬追(そうまのまおい)」。
写真は2日目の「お行列」の様子です。約500騎の騎馬武者が市内を練り歩きます。
祭の最終日には「野馬懸(のまかけ)」が行われます。
素手で裸馬を捕え神社に奉納し、領内の安寧を祈る神事です。
農業も盛んです。市内には豊かな田園風景が望めます。
兼業農家の梅田さん。
この地での農業の苦労話や、猪や猿など野生動物との闘いの話をしてくれます。
渡部さん。地区の集まりの時は、いつもおいしい漬物を持ってきてくれます。
今回の舞台である、南相馬市南部にある小高区大富地区のみなさん。
南相馬には、独特の郷土食があります。それは、この土地で育つ作物を余すところなく頂くという、まさに「生産者のレシピ」と言える工夫に満ちた食文化です。
今回は、数あるそうしたレシピのうち「漬物づくり」を体験して頂きます。
きゅうりの佃煮。ご飯のお供にぴったりです。
花オクラ。食用のオクラの花を酢漬けにしたものです。
つるっとした触感とさっぱりした味わいが最高。
お茶うけに手作り漬物は欠かせません。
先ず皆さんには昼の12時に小高駅着の電車があるので、集合して頂きます。
駅前の双葉屋旅館にて昼食を取って頂き、その後今回の旅のオリエンテーションと、参加者の皆さんの自己紹介をいたします。
小高駅より大富地区までは、車で10分ほどの移動となります。
春は菜の花畑、夏はひまわり畑が広がる道を、「大富集落センター」に向けて走っていきます。残念ながら今回は冬なので、また見に来てください。
こちらが「大富かけの森サロン」が開かれる大富集落センターです。
こちらで漬物づくりワークショップをします。
「大富かけの森サロン」の様子です。
ここでは、地域の女性陣から美味しい漬物作りを教わります。
この時間を使って、のんびりお部屋で休むも良し。お風呂に入るも良し。
歩いて10分ほどの小高神社を散策するも良し。
夕食と懇親会をご用意いたします。
福島の美味しい食材と美味しい酒をお楽しみ下さい。
昨日つけた漬物をお茶うけに、じっちとばっぱから地域のよもやま話を聞いちゃいましょう。
昼食を取りながら、参加者全員で旅の振り返りをします。
この度を通じて学んだ事や、印象に残った出来事、人の言葉などをみんなで振り返りましょう。
南相馬にほれ込んで震災後に移住し、一般社団法人「みんな未来センター」を立ち上げて街づくりの活動を行っていた。
脳梗塞で倒れて以降も、この街で活動を続けている。
避難指示解除前の準備宿泊の頃に大富に戻り、行政区復活以降区長を務めている。
「大富かけの森サロン」の呼びかけ人。地域の復興に向けてのアイデアがとても豊富。
取消日区分 | 宿泊旅行 | 日帰り旅行 | |
---|---|---|---|
旅行開始日の前日から起算してさかのぼって | 20日目-11日目 | 20% | - |
10日目-8日目 | 20% | ||
7日目-2日目 | 30% | ||
旅行開始日の | 前日 | 40% | |
当日の集合時間まで | 50% | ||
旅行開始後の取消しまたは無連絡不参加 | 100% |