
リディラバは思う。
性産業の中、AV撮影の現場で傷つく人たちの存在を知ってもらいたい
だから

リディラバはこのツアーを作りました。
ツアー企画者
滑川永
一概には言えない性産業の是非。けれど、その中で搾取に苦しむ人たちがいます。
私たちの日常には多くのコンテンツ化された「性」が存在します。現に、日本における性産業は市場規模が対GDP比1%のおよそ5兆円です。日本の経済の一端を担っていると言っても過言ではありません。しかし...
私たちの日常には多くのコンテンツ化された「性」が存在します。現に、日本における性産業は市場規模が対GDP比1%のおよそ5兆円です。日本の経済の一端を担っていると言っても過言ではありません。しかしその裏側には、AVに強制的に出演させられたり、やめたくてもやめられない状況に置かれてしまっている人たちの存在がいることを知っていますか?日常的な場所で、身近な人やあなた自身が、被害に巻き込まれたり、あるいは苦しみの上に成り立つコンテンツを知らず知らずのうちに消費している可能性があるのです。
性産業は生活保護では網羅しきれない人たちのセーフティーネットという意見もあり、またコンテンツ視聴者側のニーズは必ず存在するため、一概に性産業の是非を決められるものではありません。
本ツアーは性産業の是非を問うことではなく、性産業の「影」の部分であるAV強制出演の被害にフォーカスし、その現場を知っていただくことをゴールとしています。
ざっくり言うと
①
AV強制出演などの被害にあっている女性たちのサポートをしていらっしゃる方(相談員)のお話を聞きます。
実際にどういう人たちがどのような被害を受けているのか、リアルな声を聞いて実態を知ることができます。
②
秋葉原の街中を相談員の方と歩きます。
町歩きの中でコンテンツ化された「性」を探しつつ、そのコンテンツができるまでの現状を相談員の方に解説していただきます。
③
講演と街歩きの感想をみなさんで共有し、ワークショップを行います。
どうしたら被害をより少なくできるのか。身近な人や自分がまきこまれてしまった場合、どうしたらよいのか。自分ごととして考えてみましょう。
行程
【ご案内】
こちらのツアーページは、2017年11月12日に開催されましたツアーに関するご指摘を受け、ツアー趣旨と異なるご認識に繋がらないよう内容を一部改訂しております。
ご指摘内容については、以下よりご確認くださいませ。
2017年11月12日開催「秋葉原でAV産業の裏側を知るツアー」に関して
①集合
御茶ノ水駅から徒歩8分の弊社オフィスに集合します。
②講演
AV強制出演の被害者をサポートしている相談員の方に、性産業の現状とその中で起きるAV強制出演被害の実態についてご講演いただきます。普段なかなか聞くことのできないお話を聞ける貴重な時間です。
一般に流通するAVの全てが強制出演に基づいているわけではないため、全てのAVを非難することはできませんが、中には苦しい思いをしている人もいるということはやはりショッキングです。
③街歩き
講演が終わったら、秋葉原に向けて出発。
実際にAVショップを何軒かまわり、「商品化された性」を見ていきます。商品の中には、強制出演の被害に遭った相談者の方が実際に出演した作品もあり、より現実に起きていることの深刻さを実感します。
④感想共有、ディスカッション
今日聞いたことや見てきたことを踏まえて感想を共有すると共に、具体的に被害に遭われた方のケースを用いて、「どのような方法で被害を防げるだろうか?」ということを考えるディスカッションを行います。被害を無くすために、また被害に遭わないために、一人一人にできることを考えてみましょう。
今回案内してくれるのは?
AV強制出演の被害者をサポートする相談事業を行っています。
行きたい人募集中!
行きたい人が多くなったら、新しい日程で開催されます。
キャンセル料規定
イベント契約の成立後払戻しはできませんので、イベント内容を確認の上お申し込みください。
参加者の声
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おはようございます。
昨日はお世話になりました。貴重な講演をうかがえ大変勉強になりました。どうもありがとうございました。
私は参加者の皆様、特に男性の方と起きている問題の認識や疑問を共有したり、それぞれの方が真摯に考えて下さっている姿に心をうたれました。
自分の身に起きえるかもしれない、巻き込まれているかもしれない問題、逆に犯罪を見逃したり、助長しているかもしれない現実に気づきました。
自分の考え方を客観視できる機会を得て何か未来が見えてきた様に感じました。
講演中の金尻さんにクライアント様からコンタクトがあり、命がかかっている事を知って、とても心配で切なく感じました。
命のほうが大切なので万一に備え、公演に休憩時間などを設け、対応してあげてもよいのかな…と思いました。
命を優先するには、タイミングと期限があります。だからきっと参加者の皆様にとっても必用な時間だったのではないかな…と考えています。
もしまたお会いする機会がありましたら、もっと御話を深めていきたいなと思いました。
もっと沢山の情報を得ないと、未來の犯罪を防ぐ事に繋がっていかないと思います。
クライアントさんのトラブルが少しでも早急に解決し、解放される日がくる事を願っております。
主催者様、スタッフ皆様、金尻様、辻丸様の勇気ある行動をありがとうございます。講演たいへんお疲れ様でした。
東京都
女性
51歳
(2017年11月12日(日) 参加)
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AV出演の「強要」とは一体何を指していて、どのような論旨で行われるのか懐疑的になりながら、あえて参加しました。結果としては杞憂に終わり、無闇にAV産業を批判するものではなく、契約のさせ方などに明らかな問題のある、紛うことなき「被害」の実情を知ることが出来ました。
しかし、ツアーに参加してみなければ、このツアーの意図するところがわかりづらいというのが、難点だと感じます。というのも、論点が多岐に渡るため、どの部分をどのように取り扱うのかということが、参加を検討する人に想像し辛いからです。
また、AVショップへの見学はかなり精神的につらいものがありました。体調を著しく崩す可能性をはらむので、これはもう少し警告がしっかり必要ではないかと思います。参加する方は覚悟なさってください。
しかし、私は今回見学したようなハードコアAVに着目することの必要性に疑問を感じました。そのショッキングな作品を(初めてのAVパッケージとして)目にしたことで、逆に差別感情を煽られてしまいそうな人が見受けられたからです。
AV産業や性産業を、「あちら側」として隔離するのではなく、情報を発信し、オープンに性の仕事について話すことが、今後必要になってくるのではないかとツアーを通じて感じました。
東京都
女性
30歳
(2017年11月12日(日) 参加)
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巨大な悪に対する怒りと、被害者の痛みに思いを馳せ、頭がクラクラしました。
そして、この大きな問題に対して、たった一人で人生を賭けて向き合っていらっしゃる金尻さんは本当に素晴らしく、頭が下がります。
自分自身としてこの問題に対して現時点でできることはほとんどないのですが、もっとお金を稼いで、PAPSさんに寄付したいと思いました。
また、このような深刻な社会問題に取り組む団体に対して富裕層が積極的に寄付するような流れをつくりたいとも思いました。
東京都
男性
36歳
(2017年11月12日(日) 参加)
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秋葉原でAV産業の裏側を知るツアーに参加させていただきました。現職男優のさんの生の現場で感じている話や、AV被害者の支援をしている団体の話などからメデイァでは報道されない真実な話を聞く大変貴重な体験でした。また、多くの女性の方の参加もあり、参加した女性からの目線と一般的には消費者である男性からの目線や考えの違いを改めて感じることができました。AV産業という性に関する産業に対してはとかく偏見の目でジャッジしてしまうが、参加者の多くが中立の立場で現状を知ることに意識を集中したいたような気がします。
こういう企画を実施てくれたリディラバのスタフを始め、情報を提供してくれた支援者の団体の方や内部告発してくれた男優さんには、今回貴重な体験や学ぶことができたことに深く感謝申し上げます。
東京都
男性
55歳
(2017年11月12日(日) 参加)
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この問題って需要があるからで、需要を作り出してる側が女をものとして見ていることに嫌悪感。普通の男子は女の子ノリノリでやってるっていう絵に興奮。少し病んでる人は嫌がってる様子に興奮。もっとイっちゃってる人はゲテモノ系、変態は幼児系。
ヤバイ系には吐気がする。
女優が自分は好きでやってるって口で言ったとしても、精神持ってかれた状態だったら本心じゃないし取巻く全ての闇が深いなと思いました。
ただ、その世界の入口に誰も近づかない、入り込んでも抜け出したいともがいている人を簡単に引っ張りだしてあげられるような法整備が早急に必要だということがわかりました。
今の法整備の中心が男性だからみんな突かれたら痛いだろうけれど、そこは開き直って認めてからじゃ無いと全て偽善で、うまく行かないし。ダークな世界との戦いだから恐喝とかあるだろうなって容易に想像できるから。
中には、賢くて強くて自分で抜け出せる子もいるかも知れないけれど、そもそもそんな苦労知らなくて良いのだし。
落ちてしまった子には嫌だといえばすぐ辞められる救済を、これ以上被害が広がらないように子供達にちゃんと伝える性教育だなぁと。
男子にも女子にも。
大人のできることたくさんあるな。
東京都
女性
49歳
(2017年04月29日(土) 参加)
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詐欺的にAVだされているのは人権問題としてかなり問題と感じました。
女性にそった、法整備があれば、メーカーも法律を踏まえた行動をとると思います。
東京都
男性
52歳
(2017年04月29日(土) 参加)